
・ブログで上位表示したい!
・自分のブログをたくさんの人に見てもらいたい!
そんな方に向けてSEO対策を紹介!近年はTwitterやインスタグラムからの流入も増えていますが、やはりブログをやるなら検索からの流入を増やしておきたいです。
SEOを意識して書くことで、より上位表示できる可能性があるので、SEO対策についてや書き方などを、初心者向けに解説していきたいと思います。
SEOとは?
SEOについて

そもそもSEOって何?という疑問について解説していきます。知ってるよ!という方は「SEO対策について」の項目まで飛んじゃってください。
日本語にすると「検索エンジン最適化」。つまり検索結果で上位表示することを指します。
検索エンジンとはみなさんが使っている…
・Google
・Yahoo!
などが該当し、他にもBingなどがありますが、基本的にはGoogleでの検索エンジン最適化という認識で大丈夫。
ググるというワードが使われている通り、多くの人は何かを調べる時Googleで検索するのではないでしょうか。
そしてYahoo!の検索エンジンはGoogleの検索エンジンと同じものを使っているので、Googleを攻略すれば、ほぼすべての検索エンジンを攻略できると思ってください。
SEO対策の考え方
例えばみなさんがGoogleで知りたいことを検索したとします。すると上位に表示されている検索結果は、自分の知りたい情報が全く載っていない。他のワードも同じようなことが起きてる。
Googleも企業ですから、検索エンジンを使ってもらう為に、ユーザーの要望を満たしてあげる必要があります。
その為には検索ワードとそれにあう検索結果のサイトやページが上位に来ていないといけないですよね。つまりユーザーが求めている室の高い記事を書くことが重要になってきます。
ユーザーの「悩み」や「知りたい事」を網羅した良い記事を目指してブログを書くことが、SEO対策の一歩と言えるでしょう。
SEOの種類
種類というのが正解なのかわかりませんが、SEOには…
・対人間
・対ロボット
これらの違いを把握しておくと良いかもしれません。
対人間とは、基本的に高い質の記事を書いたり、その人の悩みや知りたい事を書いたりと、一般的なSEO対策のことを言います。私たち人間に向けた内容です。
それに対し対ロボットとは一体何でしょうか?
通常Googleはそれぞれの記事の良し悪しをロボットに学習させて決めています。ロボットの判断基準として…
・滞在時間
・直帰率
・被リンクの数など…
これらの基準で判断されると言われています。もちろんこれは公式に発表されているわけではないので、正確な事はわかりません。
もちろんこれらも大事な要因ではありますが、対ロボットだけのSEO対策をするのはユーザーの事を考えていない事が多いのでおすすめできません。
例えば「別のブログをたくさん作って上位表示させたいブログにリンクをする」ようなことをすれば、ロボットは「このブログは被リンクが多いから上位表示!」なんてことになりかねません。
内容が伴っていない質の低い記事は、我々が検索した時に上位にいたらユーザーが満足できないので、ロボットも学習していずれは対策されてしまうでしょう。
なので基本的には対人間のSEOを基本とし、質の高い記事を作りつつ、ロボットも意識して記事を書いていく事をおすすめします。
Googleが掲げる10の事実
Googleでは公式サイトに「Googleが掲げる10の事実」というページがあり、Googleがどういったポリシーで事業に取り組んでいるかがわかる文章が書かれています。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
これらの項目を見ると、SEOの観点から取り組んだ方が良い事などのヒントが得られるでしょう。
後程解説していきますが、詳しく知りたい方は「Googleが掲げる10の事実」にアクセスしてみてください。
SEO対策について
質の高い記事×被リンク
簡潔に言うとこれがSEO対策の重要な部分かなと思います。順を追って解説していきます。
質の高い記事を書く
SEO対策だけではなく、ブログ記事を全ての事に言えますが「質の高い記事を書く」やはりこれに尽きるかと思います。
でも質の高い記事を書くって抽象的で難しいですよね。
自分が上位表示したいキーワードを実際に検索してみて1ページ目に出てきた記事を見る事。そしてそれを参考にしながら自分なりに分析して書く。
これが非常に効果的です。なぜなら上位表示されているという事は、SEOの観点でGoogleからも評価されているという事だからです。
先人たちが残してくれているデータをもとに分析できるので、使わない手はありません。何もない所から書くことほど難しいものはありません。
ただ真似するだけだは無く、自分のオリジナリティも加えるとなお良いです。丸パクリだとあまり良くないですし、その記事より上位に行く事は難しいと思います。
まずは検索結果上位のページを見て、参考にしながら書くと良いでしょう。
被リンクを意識する
被リンクはSEO対策の重要な部分の一つです。これはどちらかというと対ロボットの対策と言えるでしょう。
要は多くのサイトからリンクを貰っている記事があると、ロボットは「これみんなからリンクが貼られているから良い記事だろう」と判断し、上位に表示されるという事です。
一番わかりやすい例がWikipediaかと思われます。Wikipediaの良い所は、読み進めている時に気になるキーワードにリンクがあり、知りたい時にすぐにそのページに飛べるということ。

さらに多くの人がWikipediaから引用している事も多く、なんとなく検索した単語の検索結果にいつもWikipediaが上位にいるのもその為です。
もちもんむやみに被リンクを獲得すれば良いという訳ではありませんが、質の高い記事を書いていれば自ずと被リンクを貰える可能性も高くなります。
まずは質の高い記事を意識しながら、被リンク獲得を目指していくと良いでしょう。

なかじさんが運営されている会社のサイトで、僕もYouTubeなどで勉強させてもらってます。その中で「初心者の方はまずこのサイトに登録すれば被リンクが獲得できるのでおすすめです」と言っていました。
独自のアルゴリズムでブログのランキングを決定しており、ジャンル別に調べる事も可能なので、似ているブログを見つけてリサーチすることも可能です。
メールアドレスとパスワードを入力して登録したら、あとは自分のサイトを登録するだけ。登録に5分くらいで終わります。
自分のサイトがどのあたりにいるかを客観的に見る事もできるので、とりあえず登録だけでもしておくと良いでしょう。さらに被リンクも一個ゲットできるのでおすすめです。
YMYLを意識する
YMYLとは「Your Money Your Life」の頭文字をとってつけられた名前で、お金や人生に関わる事を指します。基本的にYMYLは初心者の始めるブログには向いていないジャンルです。
なぜ向いていないかというと「上位表示が難しい」からです。例えば健康に関わるジャンルの記事を書いており、それを読んだ読者がそのブログを見て取り組んだことが、命に関わる重大な危機に瀕したらどうでしょう。
書いた方はそんなつもりじゃないのに、そのひとの人生を変えてしまうかもしれません。そのようなサイトは公的サイトや医療機関のブログなどが上位に表示されるので、ブロガーのつけ入るスキがないのです。
他にもE-A-Tなども意識して書く事が大事になります。これらに関しては別の記事で解説しているので是非。

カニバリに注意する
カニバリとはカニバリゼーションの略で「共食い」などを意味します。
例えば同じような内容の記事を書いた時に、近いキーワードだとGoogleが同じ記事と認識してしまい、単一のキーワードで二つの記事がランクインするケースがあります。
一つにまとめれば上位に表示できたのに、二つが競合しあって結果的に両方とも順位を下げてしまう現象で…
・記事のタイトルが似ている
・複数の同一キーワードが存在する
・コンテンツが似ている
このような場合に起こる可能性があります。
実際に私も同じような内容の記事を一つにまとめたら、順位が上がったことがあり、せっかく書いた記事なのに、自分で自分の足を引っ張るのはもったいないですよね。
ちなみにGoogle検索でsite:自分のサイトURL キーワードを入力すると、どのキーワードがどの記事を検索結果で表示するかがわかります。

一番上に自分が表示させたい記事が出てきました。二つ目以降は内部リンクやキーワードが本文などに入っていると表示されるようです。
またサーチコンソールで検索キーワードの項目にキーワードを入力し「ページ」の項目を開くと、キーワードに該当するサイトURLが表示されます。

こんな感じでもし二つURLが表示されていれば、カニバってる可能性が高いです。
ロボットからすると、一記事にまとめることにより、文字数が増えたり、網羅性が上がったと判断されるケースがあるので、該当しそうな記事があったら、実際に調べてみて、カニバってないか確認すると良いでしょう。
自分の検索順位を知っておく
上位表示するぞ!と意気込んで書いても毎日自分の記事の順位をチェックするのはまじで面倒。一個づつ調べるのはキリがありません。
そんな時に便利なのが「Rank Tracker」というツール。

キーワードを登録して、そのキーワードに該当する記事を自動で設定。そしてそのキーワードに対する検索結果の順位を毎日更新してくれます。
他にもグラフでどのくらい変動しているのかを見れたり、キーワード選定の際にも関連キーワードを抽出してくれたり、キーワードの検索ボリュームを調べたりしてくれます。
かなり便利なツールなのでおすすめですが、一つネックなのは金額。年間約18000円ほどかかります。
使える機能によって金額が変わったり、無料版もあるのですが、制限が多いので、本気で稼ごうとするならやはり18000円ほどの出費になると思います。
無料版があるので、まずはそちらを試しに使ってみるのも良いかもしれません。

タイトルにキーワードを含める
記事のタイトルはかなり重要。記事本文とタイトルが合っていなければ上位表示は難しいです。
例えば映画ブログだとしたら…
・映画名
・感想
・解説
・ネタバレ
これらのキーワードが必要かと思われます。読者の人がどんなキーワードで調べるのかを想像しながら、上位表示しているサイトなども参考にすると良いでしょう。
あとはなるべく最初の方に重要なキーワードを持ってくるようにすると、読者の目にも留まりますし、検索結果によっては後半の方は見切れていまう可能性があります。

しかも文字数は記事タイトルによって若干表示される文字数が違います。大事な部分が見切れない為にも、なるべく最初の方に大事なワードを持ってくるようにしましょう。
あとはタイトルのボリュームや検索数なども考慮する事が大事ですが、最初のうちはそこまで気にしなくていいです。検索ボリューム0でも割と流入はあるものです。
私は一応「ラッコキーワード」というサイトを使って、キーワードに関連する語句を調べて入れるようにしています。検索ボリュームは先程紹介した「Rank Tracker」を使ってます。

これらの事を考慮しつつタイトルを決めると良いでしょう。詳しくはこちらの記事で解説していますので是非。

メタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションとは検索した時にタイトルの下に表示される説明文の事。

検索した人は、記事タイトルの次に説明文を見て、どんなサイトか把握してからクリックするケースが多いかもしれません。
プラグインを導入していれば、記事を書いていると設定できる部分が下の方にあるので、記事の内容を簡潔に説明する為にも入力しておきましょう。
ただ必ず入力した内容が表示される訳ではありません。調べるキーワードによって本文が抜粋されていたりします。これは私たちはどうしようもないので、とりあえずメタディスクリプションに入力しておいてください。
見出しにキーワードを含める
タイトルにキーワードを含める事も大事ですが、見出しにキーワードを含めることも重要です。
例えばこの記事の見出しがなかったらどうでしょう。必要な場所にたどり着くことも難しいですし、目次が無くなるので、ロボットもしっかりと把握できません。
さらに見出しが検索結果に表示されることもあります。

千と千尋の神隠しや君の名はという項目は見出しになります。全部ではないですがたまにあるので、しっかりと見出しは設定するようにしましょう。
ちなみにこのサイトはSWELLというテーマを使っているのですが、SWELLは見出しを作成することで自動的に目次を作成してくれます。
目次が作成されないテーマもあったりするので、そういう時はプラグインで対応します。パソコンで見る時は右側にも目次が固定されるようになるので、かなり便利です。

画像にaltタグを入力する
画像を挿入すると右側に設定する項目があると思います。
ここにどんな画像なのかを文字で入力しておくと、ロボットに認識されたり、画像が何らかのトラブルで表示されない時に、文字が代わりに表示されます。

その画像がどんな画像かを文字として簡潔に入力すると良いでしょう。
適切な内部リンクを貼る
内部リンクを適切な位置に貼る事は、サイトの回遊性を高める事ができ、サイト全体が良い評価になります。
そういう点では特化ブログの方が関連記事を書けるので、回遊性に関しては特化ブログに軍配があがりますね。
内部リンクを集めている一つのまとめ記事などは、サイト内での評価が高くなる傾向があるので、それらを意識してみるのも良いかもしれません。
私のブログだとこの記事がまとめ記事に該当します。

ページの速度を早くする
Googleが掲げる10の事実で紹介した項目「遅いより速いほうがいい」。これに関するSEO対策はページの速度を早くするという事です。
サイトが重ければユーザーにもストレスになりますし、いつまでたっても表示されないと離脱する可能性が高くなります。
実際にGoogleの調査でページの表示時間が1秒から3秒になると離脱率が約30%増加するという調査結果も出ているそう。
では自分のサイトがどのくらいの速さなのか調べるにはどうすればよいのでしょうか?
このサイトにアクセスし、自分のサイトURLを入力すると、このようにスコアが表示されます。
画像に書いてある通り、90点以上が望ましいですが、様々な要因で数値は低くなります。基本的にはオレンジの50点以上であればそれほど心配する事はないでしょう。

ただ気になる方や49点以下になっている人は改善するとSEO対策にもなるので、別の記事で解説しているやり方でページの高速化を図りましょう。
モバイルユーザビリティ
みなさんはブログを何で見ていますか?ジャンルによっても違いますが、スマホで見ている人が圧倒的に多いと思います。
現代はスマホで見る人の事も考えないと、取り残されますよ。
ちなみに私の映画ブログは90%以上の人がスマホから見ているので、モバイルに対応したブログを作る必要があります。具体的には…
・スマホでも読みやすくする
・字が小さすぎないようにする
・形が崩れていないか?
などが挙げられます。
ブログを書く時っておそらくパソコンで書いていると思いますが、パソコンで書いているとついスマホでどう見えるかまでチェックを怠ってしまう時がありますよね。
例えばパソコンで2行くらいであれば読みやすいですが、スマホになると5行や6行になるので、あまり多く詰めて書くのではなく、余裕を持って改行する。


スマホだとこんな感じになります。
他にも表などを作った時にスマホだと横にスクロールしなきゃいけないケースが出てきます。
基本的にはブログを書き終えた後に、スマホで実際に見て、直す所があれば直すというやり方が良いでしょう。
映画ブログはエンタメなので、通勤時間や空いた時間などに見るような感じなのかなと推測します。確かにわざわざパソコンで見る必要もないですし、今はパソコン持ってない人も多いですからね。
それに比べてこのブログはブログを始めたい人向けなので、パソコンでブログを書きながら、困った時に検索するようなイメージなのかなと思います。
ジャンルによっても何で調べるかがはっきりと分かれるのは、ブログの面白い所ですよね。
他にもサーチコンソールで「モバイルユーザビリティ」という項目があるので、チェックしましょう。もしエラーが出ていたら、内容に従って改善すると良いかもしれません。

たまに謎のエラーが出る時がありますが、確認して問題がなければ、しばらくして直ってるケースも。一体何なのか…

こまめに更新する
記事を書いて長い事放置している状態だと、SEO的にはあまり良くありません。無理やりリライトする事は必要ないですが、こまめに更新すると少しづつ評価が上がっていくのおすすめです。
確かにリライトって結構面倒くさいですし、やる気が起きないのは事実。新規記事を書いていれば取り組む時間がないよ!という意見もわかります。
ただ100記事のゴミ記事を書くより。1記事の質の高い記事を書いて、それをリライトしていくという方が、将来的にも上位に食い込む可能性が高いです。
もちろん質の高い記事を100記事書ければそれに越したことはないですが…
まずは少しづつでも良いので、サイトを完全に放置するのではなく、出来る所から更新していくのが良いと思います。
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